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家屋の解体 [生活]

2018年 
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 このところ、ご近所の家の解体が続いた。子供が独立して家を出て、老夫婦が住んでいたが、高齢化にともない売却するなどのケースが多いようだ。
 広い家が多く、更地には細分化されて数件の新築物件が建つ。若い家族が引っ越してくる。
 いずれにしても、家の解体は物哀しい風景である。
 解体を始める前のパワーショベルは、合掌しているようにも見える。

  秋晴れや解体ショベル合掌す  

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年賀状 [生活]

 2015年   
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  明けまして おめでとうございます
 このところ年賀状は、干支でなく猫の絵が多い。今年も猫にしたが、実物より怖い顔で可愛くないと言われたのでボツになった。代わりに英国王立植物園(ロイヤルキューガーデン)のイングリッシュブルーベルの絵に急きょ変更した。しかし、何枚か印刷したあとだったので数枚はこれを出してしまっていた。
 それにしても、昨年も猫で明けて猫に暮れた。今年も似たようなものだろうと思う。平和でありがたいことだ。

     干支消えて賀状はいつも猫ばかり
     春夏秋冬猫の季(とき) 
     先月も今月もまた猫の月
     週の七日は猫曜日
     毎日のあけくれ日がな猫ばかり
     毎分毎秒猫ばかり
     I love LiLi a second ,per second per second  


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大江戸線 ゆめもぐら [生活]

2012年  
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 毎週、新宿へ行くのに利用している都営大江戸線は、昭和四七年から建設が検討され、二○年かかって平成三年度に開通したという。
始発駅は都庁前、終点光が丘駅、6の字型の珍しい「環状」線である。
 何といっても、特徴は大深度地下鉄であること。六本木駅は東京の地下鉄駅で最も深い42.3m、わが西武線乗換駅の「中井」が第6位で35.5mある。トップテンにあと3駅(新宿、東中野、中野坂上駅)もランクインしている。
 エスカレーターは、二段がほとんどでしかも長い。「下り」がないところも多く、膝の悪いひと、老人泣かせである。
 車体のラインカラーは「マゼンタ」。紫を帯びた紅色ーでおしゃれだ。
 路線名の由来は東京の古称である江戸の雅名「大江戸」からだが、路線名称選好委員会で公募した時、多かった候補の「東京環状線」・愛称「ゆめもぐら(!)」に某都知事が難色を示したという。理由は、土竜が畑を荒らす小害獣だからではなく、「環状線」の方だったらしい。うん?、感情問題か。
 結局、二位の「大江戸線」に決定した。このあたりの経緯を今知っている人は、もう少ない。
 毎週、都庁前駅で聞くBGMは、小鳥の声。いつまでたっても耳に馴染まない。蓼科や栂池で聞いた美しい声を、思い出すよすがになるだけの効果はあるが。

  新宿の地下鉄駅の百千鳥

  老鶯や地下鉄駅の谷渡り

  おぼろ夜や地下に消えたるゆめもぐら

(もぐらは季語ではない。「土竜追い、土竜打ち」は新年とか)

  ゆりかもめ東京ベイに舞い翔びて

(ゆりかもめ 都鳥のこと 冬)



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喜寿の歌五首ほか [生活]

2017年

 喜寿の会六十年の再会に 面影浮かぶ人一人いて

 九十歳何がめでたい喜寿なれど 喜ばずや蒲柳の我は

 「TENQOO(天空)」に祝いし喜寿の目の下の 「東京ビル」に新人がいた

 今どきは「ハルサイ」を聴く中二病 綾香聴く喜寿我は何病

 喜寿の年九年ぶりの内視鏡 画面の大腸朱き雉の目

 二つ上病みし兄の乾く喉 姪の飲ませし水に微笑む
                 (一月 蘇我にて)

 一つ上頭上がらぬ先輩の 訃報に悲し「WAKITYAN!」の声
                 (一月柳井さん逝く)
 籾蒔いて水やるだけの三か月 ワインバケツに稲の花咲く
                 (五月バケツ稲づくりに挑戦)
 アイフォーン冥途の土産と買い替えてユーチューブにて裏技磨く
                 (五月鷺宮ドコモ)
 教え子の兄の手紙を読む前に母なる人の訃報とぞ知る
                 (六月長男敏博君が喪主)


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あひるの置物 [生活]

2004年 
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  最近の携帯電話についているカメラ(1.3Mピクセル)で撮影したものは、下の写真のようなデジカメ(3.2M)とまではいかないが、モバイルノートパソコンについているカメラより写りがeようだ。日進月歩である。
 あひるは庭で雨に打たれたために、薄汚れていたが、白と黄色のペンキを塗られて見違えるばかりに綺麗になった。そればかりか親子ともども上品になって室内の置物に昇格した。ナイスリカバリーショット!
 そこで「毎日が日曜日」に寄せて詠めり


 朝食を済ませたばかりあ・昼だドナルドダックよ我がボケ止めて

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アガサクリスティ [生活]

2006年
 世にいう妻籠俳句である。吾子俳句、孫俳句とともに評判はあまり芳しくはないが、佳句も数
多い。
   秋の夜半アガサ読む妻鼻めがね

ほかに妻を詠んだ句
   春待ちて淡色スーツ試着室
   息はずむ妻の手籠の茗荷かな十八年
   妻の手に梅の実をもいで渡しけり  
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