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2023年の俳句のことなど [俳句]

2023
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 俳句や戯れ歌に限っても2023年は不作の年であった。体調悪く、したがって「心調」も悪い日々を過ごしたが、加えて長い猛暑と一転した酷寒に苛まれて余裕が無かったのである。

 そのためブログ俳句集「アンソロ爺 はっくしょん」は閑古鳥が鳴いた。

 何もしないのはいかにもまずいと、5月から岸田秀再読を始めた。氏の唯幻論は、難しい理屈だが、文章は分かりやすいので、読書感想ブログは40記事にも達した。

 およそ575や57577の世界からはかけ離れた日々だった。

 壊れたか 猫の本能恋忘れ 

 本能の 壊れて猫の恋忘れ

 本能は 壊れぬ証し猫の恋  6月

 読了の唯幻論や半夏生 7月

 夏風邪や 無我と我執を往き来して 8月

 寡作でしかも我ながら出来も悪い。

 なお、同じ理由で水彩画ブログも同様の状態(閑古鳥)で年末を迎えたが、こちらは12月になってアプリ(お絵描きソフト)のねこ絵(Study )を10枚ほど描いた。上掲はそのうちの一枚。それまでほとんど何も描いていない。ほぼ1年近くに及ぶ無筆で、これは初めてのことである。

 俳句・川柳もどき、短歌・戯れ歌、水彩画は20年以上に及ぶ一人遊びだが、これすらだんだんとしんどくなる。歳をとるということはこういうことか。


 

 

 



 



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