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蒲団ねこ [動物]

2015年             

 猫はふとんや毛布が大好きで、その上によく寝ている。ふとんをかぶせてやると、うんそれそれという感じで冬などは昼頃まで起きてこない。
  
  右手(めて)上げて ピンクの信号 毛布猫 

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 [動物]

2012年  
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 辞書(言海)にこうある。 ねこ(名)猫[ねこまノ下略、寝高麗(ねこま)ノ義ナドニテ、韓国渡来ノモノカ、上略シテ、こまトモイヒシガ如シ、或云、寝子ノ義、まハ助語ナリト、或ハ如虎ニョコノ音轉ナドイフハ、アラジ]古ク、ネコマ。人家二畜(か)フ小キ獣、人ノ知ル所ナリ、温柔ニシテ馴レ易ク、又能ク鼠ヲ捕フレバ畜フ、然レドモ、窃盗ノ性アリ、形、虎二似テ、二尺ニ足ラズ、性、睡リヲ好ミ、寒ヲ畏ル、毛色、白、黒、駁ブチ等、種種ナリ、其睛ヒトミ、朝ハ圓ク、次第ニ縮ミテ、正午ハ針ノ如ク、午後復タ次第ニヒロガリテ、晩ハ再ビ玉ノ如シ、陰處ニテハ常ニ圓シ。◯艸ーノ目。屡、變ジテ着落トリトメナキ亅コト。ふだん猫をみていると、これに「人タラシノDNAヲ受ケ継グ小動物」であると追加したいと、つくづく感心することが多い。

  懶翁が猫と遊ばぬ暑さかな
  仰向けの猫バンザイの暑さかな  


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憂きことを海月に語るにゃんこかな [動物]

2011年  
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 これは名句を踏まえたとも言えぬ、もじり句。黒柳召波の句はむろん、にゃんこでなく-海鼠(なまこ)かな、である。
 だが、左の写真で我が家の猫が話しているのはまぎれもない海月である。小さくて見えないが、細いビンの中に三匹も入っている。
 水は海水。餌付き。息子がペット店経営の友人から貰ってきたもの。 四、五日して弱ってきたので、可哀そうで返しに行った。
 若き経営者は企業のノベルテイ商品にと、試みに仕入れたとのこと。
 我が家の猫は外に出してもらえぬ。車の事故が怖いからである。が、出自は野良だから外の世界に恋焦がれている。鼠の玩具が一つだけしかないなど、ほかにも悩み事は沢山ある。
 それを海月に話しているところだ。

 しかし、なんとその猫にXマスの贈り物が二つも来た。レーザー光線の玩具と豪勢な天蓋付きベッドである。 少しは憂さも晴れよう。

  クリスマス子猫に二つプレゼント

  引越しの猫に木天蓼(またたび)キャリー籠

  リフォームや壁に仔猫の出入り口   


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ヨーガ猫 [動物]

2010年  
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 ヨガには、いろいろなポーズがあるが、なんといっても猫のポーズが一番だ。
 両手、両膝をつき呼吸にあわせて背中を丸めたり、伸ばしたりする。筋肉に酸素をおくるだけでなく内臓の運動にもなるという。我が家のネコはさすがにうまい。猫に学べばしなやかにうつくしくできるはずだ。しかし、気まぐれなうえに瞬時に終わってしまうので、写真に収めることも至難である。

  春炬燵出でて伸びするヨーガ猫

  春ヨーガ猫にまなびてしなやかに

  春隣り猫のポーズのヨガ優雅
タグ:春炬燵 ヨガ
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三つ物 夏狂言  [動物]

 2004年夏
  発句  夏狂言検察控訴断念
   脇  天知る地知る炎帝の知る         炎帝・夏の異称
  第三  田沢湖のプルシャンブルー石斑魚群れ 
 
 同僚が、部下に「上司の指示があってやった」と言われて、詐欺の疑いで起訴された。結果は無罪。その知らせを秋田の宿で聞いた。
 石斑魚(うぐい、鯎)は俳句では春の季語。ここは雑(ぞう・無季)の句で良いのだが。

 田沢湖は酸性が強く、うぐいだけが奇跡的に棲息できたという。

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 猫のリーリー [動物]

2008年
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ひょんなことから我が家に猫がきて5か月近くなる。 名前はリーリー。関係ない話だが、谷崎潤一郎の「猫と庄造と二人のおんな」の猫はリリーだった。
  いまのところ外に出していないので、リーリーを中心に我が家の生活がまるで一変した。
だが、ちょうど体調不良のときで、この猫にどんなに慰められたか知れない。
おそろしや石垣崩すねこの恋   正岡子規
 
この猫は幸か不幸か恋を知らぬ。やはり不幸に違いなかろう。
 
     恋知らぬあはれ美形の猫りーリー

 「上機嫌」を喉のゴロゴロで表現し人間に気に入られた猫は、想像をはるかに超えた長い時間人間に可愛がられ、養われる術を獲得したという。飼ってみるとそれが良く理解できる。 

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