令和3年辛丑歳旦三つ物 [連句]
大袈裟と承知の上ながら「苦吟」した。年賀状につけられるものと思うと余計プレッシャーがかかる。
五日というのは、4日と同じように仕事始めの日とか。理由不明乍ら「牛日(ぎうじつ)」とも歳時記にある。
御神牛像とは太宰府の天満宮にある座牛像。
第三はア行で。上五は「荒磯に」の方が良かったが、気付くのが遅かりし。
二つ出来るのは苦吟の証。発句の博多中洲は事務所のあった地。正確に言えば中洲の近く。隣に那珂川が流れていたから「博多那珂川五日かな」の方がベター。これも後から気づいた。
酪農は福岡は少ない。乳雄牛育成が開拓農家で少し行われていた。乳雄牛では専門的過ぎるので酪農にした。ことほどさように難儀した歳旦三つ物ではあった。