2003年12月
武蔵野の公園には、太くてこずえの高い欅が多い。昔から生えていたのをそのままに利用しているからか。
冬、散歩の途中でよく太い木の幹をかかえて耳を押し当て、中で流れる樹液の音が聞こえないものかと試してみる。聞こえるはずはないのだが。
ただ、そうすると木から元気を貰ったような気がするのだ。すっかり葉を落とした裸の木はものを言わないが何か言っているようにも思えてたのもしい。
この頃、しんどいことが重なり参っていた。かといって参っていることなど出来ないときでもあった。
公園の太き立木を抱き締めて元気貰ひし冬の晴れた日 2003/12/13
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