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払暁の有明山 [季節]

2015年 
13azumino41[1].jpg
 絵は安曇野市穂高の有明山(ありあけやま)。
 親戚のお嬢さんが、昨年12日にアップしたブログ写真を見て描いた。
 写真に「寒い……家の後ろに見える風景。廊下より冷蔵庫の中の方が暖かいような…」とコメントがついていた。
 4年ほど前の春、訪ねたときに同じところをスケッチしたことがある。その後も同じところの雪景色の写真を見て何枚か描いている。好きな風景なのだ。
 しかし、何回描いても相変わらず上手くなっていない。
ご存じの枕草子では、春は曙だが、冬は「つとめて」。雪の降りたるは言ふべきにもあらず、とある。 俳句では、季語「冬の朝」は冬暁、冬曙、寒暁とも。

 春さむき春のあかつき有明山

 「 春もさむき春にて御座候。いかが御暮被成候や。御ゆかしく奉存候」。
 これは、ある本で与謝蕪村の手紙の書き出しと最近知り気に入って覚えていたので、すぐ句が出来た。
 「寒し」は冬の季語だが、これでは季が春になりそう。 「朝寒」、「夜寒」は秋というから俳句は難し過ぎる。句は、むろん冷や汗、駄句、駄句。

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