華下忘帰 [季節]
2006年
東京は櫻満開である。冬の寒さにかかわらず、二、三月の気温で開花時期が決まることを初めて知った。
遅いと思っていたのに例年より早く咲いた。華下忘帰・・・。花を見ていると帰ることを忘れると詠った古の詩人の気持ちがよく分かる。
連翹、辛夷、雪柳、さんしゅゆなども一斉に咲いた。写真は木瓜。春は良い。
おもいだすひとひとりありはなのした
ジーンズをまくり足湯や花疲れ
白き脛濡らし足湯や花疲れ
写生句、嘱目句ではない。観念句というところか。はなやかなに咲く花ははなやかな句をつい詠みたくなるようだ
東京は櫻満開である。冬の寒さにかかわらず、二、三月の気温で開花時期が決まることを初めて知った。
遅いと思っていたのに例年より早く咲いた。華下忘帰・・・。花を見ていると帰ることを忘れると詠った古の詩人の気持ちがよく分かる。
連翹、辛夷、雪柳、さんしゅゆなども一斉に咲いた。写真は木瓜。春は良い。
おもいだすひとひとりありはなのした
ジーンズをまくり足湯や花疲れ
白き脛濡らし足湯や花疲れ
写生句、嘱目句ではない。観念句というところか。はなやかなに咲く花ははなやかな句をつい詠みたくなるようだ
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