俳句「はっくしょん」2について [雑感・随想]
冷や汗駄句、駄句のわが俳句は2002年、62歳から始めた。2009年までの句を駄文と写真、絵をつけてHPの表紙に掲載していたものをまとめた。それが俳句帖「はっくしょん」である。
俳句帖「はっくしょん」2は、その後2010年からの句を掲載してきたものである。70歳以降の句ということになる。
並べてみるともとより自己流、勝手流なので一向に進歩のあとがない。むしろ自分でも分かるほど退化している様な気がする。
平たく言えば下手になっているのだ。
また、齢とともに川柳、戯れ句化しているのも問題である。
更に深刻なのはその下手な句さえ枯渇状態ともいうべきか、一向に浮かばなくなってきている。老化が影響していることは明らかである。
付言すれば、短歌の方はこの傾向がもっとひどい。三十一文字の方は、2003年が最初で俳句を始めた翌年の63歳であった。
短歌もそれまで学んだこともなく、もともと歌の素養が無いのは分かっているのだが、初めから乱調、戯れ歌調だった。
こちらの方は「腰折れ」と自認しているが、歳ふるにつれ狂句化が顕著になった。その上、2018年以降3年間一首も詠めていない。歌の泉は枯れてしまった体だ。(2020、10、3記)
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