古希戯れ句ほか [祝い事]
2010年
古希近し猫に教わること多し
これは、古希になる前に作った戯れ句・川柳句である。いよいよ今年古希となってから
古希なれば鏡のうぬは白髪鬼
怖い鬼から一転し、目出度い七福神を想起して次に七つ、古希にちなんだ「七福神戯れ句」なる駄句をものした。
古希過ぎて鏡のうぬは布袋腹
古希ならばあやかりたけれ福禄寿
古希なりて我が夢のゆめ寿老人(じゅろうじん)
古希今年弁財天とサファイア婚
古希ならば無理してつくれ恵比須顔
古希老に小槌貸してや大黒天
今ぞ古希毘沙門天のご加護あれ
サファイア婚は、今年がたまたま我々の四五年結婚記念。
福禄寿の句は
古希なれど足るを知らない福・禄・寿
のほうが自分にあっているようにも思える。
ついでに「七福人戯れ句」と全く関係ないが、1940年生まれ、同い年ながら偉業をなしとげて、40歳のときニューヨークで凶弾に斃れた敬愛する反戦家ビートルを偲び
撃たれねばジョン・レノンは今年古希
またこれも関係ないが。2012年
淡彩の美男自画像妻呆れ
自画像や己惚れ鏡こわれけり
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