飯桐(いいぎり)の実 [植物]
2005年
同窓会の翌日、母校の広大なキャンパスを散策していると、沢山の真っ赤な房状の実をつけた高木を見つけた。落ちてしまった葉を見た友達は、桐に似ているという。家に帰り牧野植物図鑑をめくるが、全く分からない。
二、三日後、偶然新聞の日曜欄「草木帖」に掲載されていて名前が判明した。「イイギリ」一属一種。昔、この葉でご飯を包んだことから、飯桐という名が付いたという。
歳時記を見ると秋の季語としてちゃんとある。 新聞と歳時記に脱帽。
飯桐の実のおびただし過ぎし日よ
小春日や母校茫々筑波山
なお、この母校は正確には母校ではない。わが母校は廃学になった。
教授陣などは、かなり移ったが新しい大学は文字通り新設であり形式的に連続性はない。従って後輩と称して学生から電話があってもなんとなく落ち着かない。先方は先輩・先輩と言ってくれるのだけれど。
同窓会の翌日、母校の広大なキャンパスを散策していると、沢山の真っ赤な房状の実をつけた高木を見つけた。落ちてしまった葉を見た友達は、桐に似ているという。家に帰り牧野植物図鑑をめくるが、全く分からない。
二、三日後、偶然新聞の日曜欄「草木帖」に掲載されていて名前が判明した。「イイギリ」一属一種。昔、この葉でご飯を包んだことから、飯桐という名が付いたという。
歳時記を見ると秋の季語としてちゃんとある。 新聞と歳時記に脱帽。
飯桐の実のおびただし過ぎし日よ
小春日や母校茫々筑波山
なお、この母校は正確には母校ではない。わが母校は廃学になった。
教授陣などは、かなり移ったが新しい大学は文字通り新設であり形式的に連続性はない。従って後輩と称して学生から電話があってもなんとなく落ち着かない。先方は先輩・先輩と言ってくれるのだけれど。
コメント 0