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石榴 [植物]

2004年夏  
先に咲いた石榴は既に実が大きくなっている。それでも同じ枝で花は次々と咲き続ける。当たり前というか、ごく普通のことが何やら不思議な気がした。
植物のなかには花が一斉に散ったあとこれも一斉に実をつけるものもある。さくらんぼのように。どちらが多いか知らないが、花も実もある方が良いに違いない。 ナスやトマト、きゅうりなど野菜はこれが多いのはありがたいことだ。実はもとなりとうらなりになる。うらなりはたいてい味がよくない。

実をつけてなを花やめぬ石榴かな     

 石榴といえば、鬼子母神。恐れ入谷のそれが有名。鬼神のひとり詞梨帝母(かりていも)が人の子を食べ暮らしていると、釈迦に可愛がっていた末の子嬪伽羅を隠されてしまう。
彼女は子を持つ親の心を知り、「嬪伽羅が無事に戻るのであれば、必ず世の子供たちの守護神になろう」と誓い、その後は人間の子供を食べる事をやめ修行に励んだので、保育の神様として崇められるようになったという。
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